おもしろい人達
マイキーに登場するその他大勢の登場人物達です。マイキーの学校関係者や友人の親達、道端で偶然出会った人も居れば、マイキーと直接出会う事のないキャラまで様々。誰も彼も癖だらけの変人揃いです。
ボブ先生
28歳・独身。第3話から登場。マイキーの担任の先生。ヒソヒソ声でしか喋れないため、いつも一緒のボブママが彼の言葉を通訳して周りに聞かせている。マザコンかどうかは微妙です。マイキー曰く性格が非常に恥ずかしがり屋なので他人には聞こえづらい声で話しているとか。話している内容は恥ずかしがり屋の割にたまに図々しく、結構ブラック。好物は中華料理で、お見合いの際に相手が中華好きじゃないという理由であっさりお断りするほど。学校のみんなと伝言ゲームをした時にミスしたのはボブとボブママどちらかを巡ってボブママと喧嘩をしていた事がある。その時にだけ、ボブママの通訳無しにボブ自身の大きな声で発言したことがある。
ボブママ
第3話から登場。老婆でありながらキリッとした出で立ちが特徴的なボブの母親。ボブが話すときは彼女が通訳するため、いつもボブと一緒にいる。ボブ先生の小声喋りを受けて「…と息子は申しております。」と淡々と通訳をこなし、時々「…と、息子はいいたいと思います。」とボブ先生の言いたいであろう事を予想して先取りすることもある。ボブママ自身の喋りも通訳のように淡々としていて棒読みのようである。母子家庭歴28年のシングルマザーの先駆け。離婚で多額の慰謝料をゲットし都内の一戸建でボブ先生と仲良く二人暮しだとか。仲良くはあるがお昼のメニューで言い争いになったり、伝言ゲームでどっちが間違えたかで論争したりと、下らない口喧嘩はよくしている。口喧嘩とは言ってもボブの小声をボブママが通訳して、それに対してボブママ本人が反論をするので、まるでボブママが激しく独り言を言ってるようにも見える。
トレイシー
第24話から登場。マイキーの家庭教師。セクシーな魅力に溢れ、色気たっぷりのフェロモンを放出しているが、見かけによらず工事現場でもアルバイトしており、本人曰く「肉体労働は気持ちいい」らしい。他にも水泳指導員、キャビンアテンダント、スーパーの店員など様々な仕事をしているらしい。
クリスティーナ
第16話から登場。ブラウン、エミリー、ロメオの母で、ジェームズの失恋相手。アメリカ・サウスキャロライナ州バージニア・ハイスクール出身。ジェームズとは幼馴染みで、ふたりは初恋の相手。マイキーが若い頃のジェームズにそっくりだった為、初めてマイキーを見た時しきりに「ジェームズ!ジェーーームズ!!」と呼びかけていた。ジェームズ曰く幼い頃はエミリーそっくりだというが、現在その面影は無く、普通の英国人おばさんである。
エレナ / ヘレナ
第30話から登場。エレナが姉で、双子のトニーとチャールズの母。ヘレナがエレナの妹の双子の姉妹。また彼女達の夫も双子である。
槌田幸枝
ボブ先生とお見合いをした現役モデル。母も元モデル。かなりの美人だが、しゃべると口調も声も男。お見合いに10回以上臨んでいるようで「やってらんねーよなー」と男らしい愚痴をこぼしている。だが趣味はあみぐるみと非常に女性らしい。ボブママの通訳なしにボブ先生と会話ができたという珍しい人物だったが、味覚の不一致であっさりふられた。
宇宙人
公園の池に居たどう見てもイカの宇宙人。ペットボトル型の宇宙船から落ちてしまったので公園の池に居たらしい。彼の放つブラックビーム(スミ)を浴びたものは10秒以内にみんな死ぬと思い込んでいる。ブラックビームで度々マイキーにちょっかいを出すが、最後は怒ったマイキーに焼きイカにされ、食べられてしまう。
オシャレ美容師
公園でサロンを営む自称超一流美容師。両目が星形のアホみたいなサングラスが特徴的。散髪は公園の噴水を使用し、カットを頼んでもパーマを充てる等、破天荒さが目立つ。
ハワード
怪しい自称弁護士。行き倒れのところをマイキーに助けられ、勝手にマイキー専属の弁護人になりました。住所不定の身なので、しばらくはマイキーの部屋に住み着こうとたくらんでいます。
ブルーベリー王国の王様
第25話に登場。油の産出国で、金の山脈も持つ豊かなヨーロッパにあるブルーベリー王国の王様。本人曰く、漫画もゲームも会社ごと買えるくらい経済状況が豊からしい。愛車(ミニ)がオーバーヒートした時に偶然通りかかったマイキーと出会い、持っていたアイスクリームで車体を冷やして直してもらった。そのお礼にマイキーを自分の養子にしようとしている。語尾に「もい」が付き、「困ったもい」「王様だもい」などと、綺麗な顔に似合わぬマヌケな喋り方をする。
プリンセス・イザベラ
第26話から登場。ブルーベリー王国の王女。父であるブルーベリー王国の王様を助けたマイキーを自国に迎える為にフーコン家にやってきた。王女でありながらかなり言葉使いが悪い。父親のようにもいもい言う事は無いが、一昔前の女子高生みたいに何かにつけて「ていうか」と言うのが口癖。
レイモンド
ジェームズの学生時代の友人。川の中で昼寝をしていた所、偶然釣りをしていたジェームズに釣り上げられ再会を果たす。学生時代はジェームズと一緒にフンドシ部に所属していてジェームズが部長、レイモンドが副部長だった。二人は大学卒業時に「お互いこれから先、どんなことがあろうとふんどし一枚で生きていこう」ととんでもない誓いを交わしていたらしい。しかしジェームズはその事実を家族に隠していた為、レイモンドと再会した直後は他人のフリをしていた。
さおり
女性ドライバー。「オー!マイキー ハードコア」に登場。かなり感傷的で狂っている。みつおという人とは恋人同士で、彼のことを異常なまでに思っている。
ちぐさ
喫茶店「パピヨン」を経営する女性。「オー!マイキー ハードコア」に登場。思い込みが激しく、「バッキャロウ!」が口癖。客の前では人当たりが良い人になる。7回結婚に失敗して9人の子供を育てたという苦労人で、不幸な人間が大嫌いだが、幸せをひけらかす人間はもっと嫌い。つい、苦労自慢が出てしまい、客も男も逃げていく。店の飲み物もまた評判が悪い。というのも出てくるのが「泥水のようなマズイコーヒー」や「ハエ入りもぎたてオレンジジュース」だから当然といえば当然だが…。かのうまことという男と結婚しためぐとは中学時代の親友同士。あきらというグレた息子がいる。笑い声は「ウシャシャシャシャ…」。まだ若い38歳にして人生も夢も捨てました。
あきら
千草の息子。母親が母親だけにぐれてます。頭は不良らしく赤のモヒカンです。学校にも行かず不良仲間とぶらぶら遊ぶ毎日です。以前作中に登場したガムのポイ捨て常習犯や双子を生き埋めにしていた不良とつるんで遊んでいます。遊ぶ金欲しさに母親を突き飛ばすなどの家庭内暴力が習慣となっているどうしょうもない息子ですが、男前でちぐさには似なかったようです。
めぐみ
ちぐさの同級生のキャリアウーマン。作中には珍しいくらい普通の人。38歳でのギリギリ婚だけに浮かれてまわりが見えなくなってます。そのお相手は15も年下の自称ミュージシャンの男。夢を買ったつもりです。
まこと
めぐみの夫。働くのがイヤで年上女性を歩き渡り、めぐみで手を打ちました。普段は自室でアコースティックギターの弾き語りをしています。
ジョン・サプリメン
ジェームズの高校の同級生。ネイチャーメイドサプリメントとのコラボキャラ。語尾に「ゲス・ゲスよ」を付ける。死んだ魚と目が合ったため魚が苦手。
川北家
第36話から登場。京都から来た貧しい一家でマイキーの家の近所に住んでいる。東京モンは信用しない、だけど愛想は良くがモットー。会話はすべて京都弁。笑い声は全員「クックックッ……」。
- 川北 覚(かわきた さとる) 8歳
- 川北家の一人息子。誕生日を忘れられたり両親の殴り合いの喧嘩を見ながら育っているが、特別グレたりはしていない様子。
- 川北 守(かわきた まもる) 40歳
- 覚の父。流れの板前であったが、現在無職。かなりの酒好きで覚や信代に断酒を求められているが本人はやめる気なし。亭主関白。
- 川北 信代(かわきた のぶよ) 34歳
- 覚の母。父の居酒屋「ますや」の看板娘で、当時板前だった守と職場恋愛の末にできちゃった結婚。守が無職の為、内職をして家計を支えている。